財団法人 三浦教育振興財団 設立者

三浦 保 ( 故人 )


「設立趣意」



1990年4月12日設立

  近年の我が国社会は、国際化、高度情報化等が急速に発展してきており、教育の

分野においても、これらへの適切な対応が求められているところであります。例え

ば国際化の面においては、貿易摩擦問題や内外価格差問題が顕在化し、我が国の経

済構造自体の国際的調和が要求される中で、「世界の中の日本人」として国際的に

も信頼される人間の育成を図ることが急務となっております。また情報化の面にお

いては、先端科学技術や情報科学などの急激な進歩に対応するため、教育、学術研

究の高度化、多様化が要請されているところであります。即ち、我が国が、21世紀

に向けて、国際社会で信頼され、創造的で活力ある社会を築いていくためには、教

育こそがその基盤となるものであります。                                    


  しかしながら現状を見ると、優れた才能と自ら学ぶ意欲を持ちながら、経済的理

由により修学困難な学生生徒も少なくありません。つきましては、愛媛県に在住す

る学生、生徒、外国人留学生を対象とした奨学金給付事業を行うことにより、社会

有用な人材の育成の一端を担い、いささかなりとも地域社会、国際社会に貢献した

いと念願するものであります。                                              


  ここに私、三浦保は、小型貫流ボイラーの製造販売を事業とする三浦工業株式会

社を設立して30周年を迎えることができましたので、この節目にあたり、地元愛媛

県における教育振興に役立ちたいとかねての願いから財団法人 三浦教育振興財団

を設立しようとするものであります。